琉金タイプとは、背ビレがあり、なおかつ、胴が詰まって丸い体型の金魚を指します。

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●琉金
体が丸と三角形の中間ようなぷっくりとした形で、美しく優雅なヒレとのバランスで、人気の高い金魚です。中国から琉球(沖縄)を経由して入ってきたため、この名前がついたそうです。

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●キャリコ
三色出目金と琉金のかけ合わせで誕生した金魚です。姿はリュウキンですが、色がまだら模様(キャリコ)で、明治45年、アメリカ人の依頼によって、千葉県の養魚家が作り出した日本品種です。


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●出目
黒出目金と赤出目金、三色出目金があり、名前のとおり大きく飛び出した目が特徴です。原種は赤出目金で、黒と三色は突然変異で生まれたと言われています。

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蝶尾
昭和50年代後半中国から輸入された品種で作出過程は不明。出目金同様に突出した眼と、上から見たとき蝶が羽を開いたように見える尾ビレの形状が大きな特徴。

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土佐錦
江戸時代、現在の高知県で「大坂らんちゅう」と「琉金」の交配により作出されたとされる。体型は琉金で、尖った口先、大きく反転する平付け尾が最大の特徴。高知県の天然記念物。体質が比較的弱いので、上級者向けの金魚。